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2016年9月3日土曜日

【移民難民】移民の「祖国への忠誠心」はたかだか数十年では消えない ドイツで噴出したトルコ系移民の思い [H28/9/2]

1: ◆qQDmM1OH5Q46 2016/09/02(金)21:48:32 ID:??? 移民の「祖国への忠誠心」はたかだか数十年では消えない ドイツで噴出したトルコ系移民の思い 川口 マーン 惠美 (略) 忠誠心は、理性よりも感性に近い 去年、ドイツには110万人もの難民が入った。もちろん、彼ら全員が滞在を認められて移民となれるわけではない。 しかし、実際問題として、相当数の外国人がドイツに留まることは確実で、つまり、これからのドイツの重要な課題は、 いかにして「文化も習慣も違う人々をドイツに統合するか」ということになる。 「統合」が、言葉を覚え、基本的人権や民主主義の仕組みを理解し、ドイツの法律に従い、その文化に馴染むという話なら、 それは時間をかければ可能だろう。ドイツ人が移民にも、ドイツ的文化、ドイツ的価値観を共有してもらおうとするのはわかる。 感謝の念を期待するのもわかる。しかし、冒頭の「忠誠心」となると、話は別だ。 忠誠心はそんなに簡単には熟成しない。40年の歴史を持つトルコ人移民でさえ、いざというときには、心はトルコに回帰する。 そして、それは、ドイツに34年も住む私もおそらく同じだ。 私はドイツ語を解すし、ドイツ文化も受け入れている。法を犯すことなく、税金も納め、図らずもドイツの少子化対策にまで貢献した。 しかし、だからと言って、ドイツに対して忠誠心があるかというと、おそらくないと思う。 そもそも忠誠心というのは、何か、事件が起こらない限り湧いてこない。それは日本にいる日本人だって同じだろう。 平和な日常生活では、忠誠心の登場する舞台がない。忠誠心が出てくるには、現在のドイツのトルコ人のように、二者択一を迫られる状況が必要だ。 私は、今まで幸いにも、ドイツか日本かというような切羽詰まった状況に陥ったことがなかった。 しかし、もし、そういう事態が生じ、意思表示が必要な状況に立たされたなら、今回のトルコ人たちと同じく、日本を取るだろう。 しかもそれは、何かを考えた結果ではなく、“心の赴くままに”そうなるような気がする。ひょっとすると、これが忠誠心かもしれない。 だとすれば、忠誠心は、理性よりも感性に近い。忠誠心を育むのは、自分が外国人だと思っているうちは無理だ。 かつて外国人だったということさえ忘れるほどの長い時間が経過する必要がある。 大和時代に大陸から日本に来た人たちは、きっと日本に忠誠心がある。80年前に来た人たちには、まだないだろう。 続き 現代ビジネス http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49613...

2016年2月29日月曜日

【移民難民】自由と民主主義が消えるEU。現地の空気はいつ変わったのか 川口マーン惠美氏インタビュー [H28/2/28]

1: ◆qQDmM1OH5Q46 投稿日:2016/02/28(日)16:30:32 川口マーン惠美氏インタビュー 自由と民主主義が消えるEU。現地の空気はいつ変わったのか 時代を切り取る新刊本をさまざまな角度から紹介する「Book Picks」。 今回取り上げる『ヨーロッパから民主主義が消える』は、ドイツ在住の日本人作家が、 理想を失って迷走するEUの姿を描いたルポルタージュ。著者の川口マーン惠美氏に、 自由と民主主義というEUの理念が色あせていった「ターミングポイント」について聞いた。 欧州内で孤立するドイツ ──川口さんは本書で、EU(欧州連合)の理念である「自由」「民主主義」が欧州から 消えつつある現状を描いています。長らくドイツに在住する中で、潮目の変化を感じたのはいつ頃でしたか。 川口:一番大きいのは昨年来の難民問題の激化です。難民問題は今に始まったことではなく、 以前より、イタリアやギリシャ、スペインには北アフリカからの膨大な数の難民が流入していました。 しかしドイツは、困っていた南欧諸国に大して協力しなかった。 その後、シリア内戦の激化に伴い、中東難民がバルカン半島からハンガリー、オーストリアを通ってドイツに向かうという流れができました。 当初、ドイツは難民を歓迎する姿勢を見せていたのですが、次第に国内で吸収しきれなくなり 「EU全体で解決しなければならない」と発信するようになった。 しかし、イタリアが困っていたときに見て見ぬ振りをしていましたから、ほかの国も聞く耳を持ちません。 今、ドイツは欧州内で孤立しています。 メルケル首相が「難民条約で決められている政治難民は、無制限に受け入れる」と発言する一方、 国内の受け入れ体制はすでにパンクしている。その収拾をつけるために、外務大臣や内務大臣が、あちこち奔走しています。 たとえばアフガニスタンを訪問し、「ブローカーの『ドイツに行けば無料で住宅がもらえる、語学講座を受けられる』 という宣伝は嘘です」とアピールしている。できるだけ来ないでほしい、と発信し始めたのです。 メルケル首相も昨年10月、トルコを訪問し、「トルコ国内に滞留する250万人の難民を外に出さないでほしい、 その代わりに30億ユーロの援助をする」と提案しました。 ドイツが締め出すのではなく、トルコに元栓を閉めてもらおうという作戦ですが、 私には、汚れ役をトルコに押し付けるように思えてなりません。もっとも現時点でおカネは支払われておらず、 難民がヨーロッパを目指す流れは止まっていません。 そんな中、欧州各国は国境でのパスポート検査を復活させました。これはEUの理念に最も違反することで、 EUは本格的に壊れ始めているのだと見て取れます。 続き NEWS...

2016年1月16日土曜日

【現代ビジネス】ドイツがついに中国を見捨てた!? 激変したメディア報道が伝える独中「蜜月時代の終焉」

1: ◆qQDmM1OH5Q46 投稿日:2016/01/15(金)10:17:24 (略) そんなおり、面白い記事を見つけた。ARDの特派員が、上海での4年間の任期を終えるに あたって書いたものだそうだが、内容は、 「西側諸国がイスラムテロとの戦いに敗退している最中、中国は静かに世界の頂点に近づいていく。 北京の影響が膨張していくところでは、自由が死ぬ」というものだ。 香港の民主主義が壊されていく様子、また、アフリカなどの独裁者が、中国の資金で、 中国と共にさらに独裁を強めていく様子などが赤裸々に描かれている。 もちろん、日本人にとってはどれもさして目新しい内容ではないが、 私が驚いた理由はとりもなおさず、このように習政権を堂々と批判する記事が掲載されたことである。 この特派員も、上海にいた間は書けなかったのかもしれないが、 今までの特派員は、任期の後でも書けなかったのだ。潮流は変わってきている。 そういえばドイツでは、香港で反中国政府の書店の幹部が行方不明になっていることも報道された。 >>1997年、香港がイギリスより返還された時、香港の自治は50年間継続するということが 英中間で取り決められたが、中国は14年、それを一方的に無効とした。 確かに中国の言論統制システムは、その経済圏が広がるにつれて、 国境を越えて世界のあちこちに浸透し始めているのかもしれない。 言論統制といえば、ドイツは現在、11月に成立したポーランド政府が民主主義を抑圧し、 言論の自由を奪おうとしているとして、声高に非難している。それに怒ったポーランド政府が、 >>1月10日、ワルシャワにいるドイツ大使を呼び出して、行き過ぎた反ポーランド報道にクレームをつけるという一幕があった。 今、ドイツ政府は一生懸命、関係修復に励んでいるものの、国内には依然としてポーランド政府を 非難する声も高く、言論の自由をめぐって独ポ関係は少しギクシャクしている。 しかし、考えてみれば、あれだけ中国に入れあげていたドイツが、 ポーランドを反民主主義だと攻撃するのは矛盾している。ポーランドの政府は、国民が選挙で選んだ政府だ。 やや右傾した政権ではあるが、中国のように選挙もなく年に1度10日間だけ国会が召集される国よりは、ずっと民主的に違いない。 ついでに言わせて貰えば、ドイツでは反日報道も甚だしく多い。中国報道が矯正されるのと同時に、 ぜひ日本報道ももう少しまともなものにしてもらいたいと切に願う。 全文 現代ビジネス 川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」 全4ページ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47379 ◆◆◆ニュー速+ 記事情報提供スレ 35◆◆◆ /r/open2ch.net/newsplus/1452776325/14 2:...

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