
【社会】あなたの知らない日本の外国 埼玉県蕨市「ワラビスタン」 [H28/4/14]

1: ◆qQDmM1OH5Q46 投稿日:2016/04/14(木)13:35:26
(略)
イラン、トルコ、イラク、シリア一帯にまたがって分布しているクルド人は、
自らの国を持たない世界最大の民族といわれている。その数2500~3000万人。
どの国でも少数派として迫害され、ヨーロッパなど世界各地に難民として逃れる人も多い。
日本にも1990年代から少しずつやってくるようになった。
「いま日本で暮らしているのは、1700~1800人くらいじゃないかな」
と話すのは、ユージュル・メメットさん(27)。10年ほど前、
シリア国境に近いトルコの町を出て、日本に逃れてきた。
「はじめはヨーロッパに行こうと思っていました。でも途中で立ち寄った
イスタンブールで日本の話を聞いて、考えを変えたんです」
もともと蕨や川口など埼玉県南東部には、外国人の労働力を頼りにする町工場などが多く、
外国人を受け入れる素地があった。そんな背景もあり、蕨にはイラン系のクルド人がまず定住したという。
彼らを頼って、次々とクルド人が増えていく。
いつしか蕨は、クルディスタン(クルド人の大地)とかけて「ワラビスタン」と呼ばれるようになった。
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