
1: 6564億円◆o8vqQW81IE 投稿日:2016/02/03(水)11:01:57
1月16日、北朝鮮による4回目の核実験を受けて都内の外務省飯倉公館で
行われた日米韓3カ国の外務次官協議後の記者会見。
通訳によってさりげなく訳された韓国・林聖男外務第1次官の発言は、
まるで韓国が日本にすり寄ろうとしているかのようだった。
慰安婦問題をはじめとした長年にわたる反日活動に辟易し、
安倍晋三政権が韓国を〝価値観の異なる国〟とみなしてから1年。
日本が「基本的価値を共有する」国々との関係強化を着実に進める一方、中国経済の減速に焦りを募らせ、
過度な対中傾斜を軌道修正するため対日接近を図ろうとする朴槿恵政権の〝片想い〟が、
思わぬ形で垣間見えた瞬間だった。
林氏の発言は、北朝鮮問題とは別の文脈で、グローバルな課題への対処における日米韓3カ国の協力に絡めて飛び出した。
もっとも発言自体は無視され、会見では次官協議の成果である北朝鮮への制裁に向けた連携などの確認が示されて、
30分ほどで終了した。
安倍政権が韓国との価値観の相違を明確に示したのは昨年2月。
施政方針演説で前年と異なり、「基本的な価値や利益を共有する」国々の中に韓国を含めなかった。
そして翌3月には、外務省がホームページで韓国を紹介する表現として、
「わが国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する重要な隣国」との文言を削除し、
代わりに「我が国にとって最も重要な隣国」との言い方に改めた。
(中略)
に対して「基本的価値を共有する」と言わないのは「中国と同じ非民主的国家だ」と言っているのに等しい。
韓国を「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と表現したのは、
言外に「戦略的互恵関係」をうたう中国と同等扱いしたと言えなくもない。
これに対して韓国は昨今、中国経済の減速や北朝鮮問題への対応などを背景に、
日本との関係改善に向けて動き出している。昨年12月の前ソウル支局長に対する無罪判決に続き、
慰安婦問題に関する日韓合意では、合意直後に林氏がソウル市内にある元慰安婦の
支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の施設を訪問。
元慰安婦の女性に合意内容などを直接説明して理解を求めている。
しかし、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像の撤去については依然として見通しが立たず、
「最終的かつ不可逆的」な解決への道のりは遠い。
韓国が再び日本と「基本的価値を共有」したいというのであれば、それに見合った行動で示す必要があり、
それができなければ、いつまでも〝片想い〟のままだろう。
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産経...